ISE

  
でのromの初期化ファイルの例

ROMを作成し、それをQuartus IIとISEでそれぞれシミュレートする手順について説明します。

1、Quartus IIでROMを作成してエミュレートする

Step1 :Quatus IIプロジェクトでROMを生成する

ステップ2:ROMの初期化ファイルとして.mifファイルを書く

ステップ3:.imfファイルをModelsimプロジェクトにコピーする

ステップ4:Modelsimシミュレーションの実行

2、ISEを使用したROMの作成とエミュレーション

ステップ1:ISEプロジェクトでROMを生成

ステップ2:.coeファイルをROMとして書き込むQuartus IIのROM初期化ファイルは.mifまたは.hexであるため、初期化ファイル

はQuartus IIと異なり、ISEではROM初期化ファイルは.coeファイルであるため、.coeファイルを作成する必要があります。 .coeファイルの形式は非常に単純です.coeファイルの内容は以下のとおりです:

MEMORY_INITIALIZATION_RADIX = 16; //ROMの内容を示すデータ形式は16進数ですMEMORY_INITIALIZATION_VECTOR =

0a、0b 、0c; //各データはカンマ、スペース、または改行文字で区切られます最後のデータの後にセミコロンが続きます

Step 3:Core GeneratorでROMをインスタンス化した後、.mifファイルが生成されます。これは、ModelsimがROMエミュレーションに必要とする初期化ファイルで、.mifファイルをModelsimプロジェクトにコピーします。

ステップ4:Modelsimシミュレーションの実行


要約:ISEを使用してROMを生成することとQuartus IIを使用することの違いは、主にISEで記述する必要があることです。 .coeファイルはROMの初期化ファイルとして使用されますが、.mifファイルはまだエミュレーションに必要であり、.meファイルはROMを.coeファイルに従って生成するときにCore Generatorによって自動的に生成されます。


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