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WinXPシステムでのリモートシャットダウンと再起動

  

Windows XPオペレーティングシステムのデフォルトのセキュリティポリシーでは、管理者グループのユーザーのみがリモートエンドからコンピュータをシャットダウンまたは再起動する権限を持ちます。現時点では、ゲストユーザ権限しかないため、上記のコマンドを実行すると、「アクセスが拒否されました」というケースがあります。

問題の根本的な原因を特定した後の解決策も非常に簡単で、クライアントコンピュータ(上記のsunbirdのようにリモートでシャットダウンできるコンピュータ)でゲストにリモートシャットダウンの許可を与えるだけです。これは、Windows XPの「グループポリシー」または「管理ツール」の「ローカルセキュリティポリシー」を使って行うことができます。例として「グループポリシー」を取り上げます。

リモートシャットダウン

1. [スタート]ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択して、ダイアログボックスに「gpedit.msc」と入力します。次に、[OK]をクリックしてグループポリシーエディタを開きます。

2. [グループポリシー]ウィンドウの左ペインで、[コンピュータの構成]→[Windowsの設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[ユーザー権利の割り当て]の順に展開します。図1に示すとおり

図1

3. [グループポリシー]ウィンドウの右ペインで、[リモートシステムから強制的にシャットダウン]を選択し、ダブルクリックして開きます。図2に示すとおり

図2

4.ポップアップダイアログボックスで、[管理者]グループのメンバーのみがリモートからシャットダウンすることを許可されているので、ダイアログボックスの下部にある[ユーザーまたはグループの追加]をクリックします。ボタンをクリックし、新しいポップアップダイアログボックスに「guest」と入力して、[OK]ボタンをクリックします。

5、現時点で "リモートシステムからの強制シャットダウン"属性に "guest"ユーザーが追加されている、[OK]をクリック。

6. [グループポリシー]ウィンドウを閉じます。

上記の操作の後、リモートユーザーにsunbirdコンピュータのゲストユーザーに権限を付与しました。将来、コンピュータsunbirdをリモートでシャットダウンする場合は、ネットワーク上のWindows XPがインストールされている別のコンピュータで次のコマンドを入力するだけです。

shutdown -s –m \\\\ sunbird -t 30(その他のパラメータは上記と同じ) )

この時点で、「システムはシャットダウンされます。実行中の作業をすべて保存してからログアウトしてください。保存されていない変更はログアウトされます。」というプロンプトがSunbirdコンピュータの画面に表示されます。ダイアログの下部には、シャットダウンからの経過時間を示すタイマーもあります。シャットダウンを待っている間、ユーザーはプログラムを閉じる、ファイルを開くなどの他のタスクも実行できますが、shutdown –aコマンドを使用してシャットダウンタスクを中止しない限り、ダイアログを閉じることはできません。

リモート再起動

Windows XPでリモート再起動を実装する場合は、[シャットダウン]コマンドを使用してリモートアシスタントを開く必要があります。リモートデスクトップの場合は、

と入力します。 Win + R - > Runと入力し、 "shutdown -r -t 0"と入力してマシンを再起動します。

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